| あ行 |
アシステッドハッチング
(AHA) |
胚の透明帯が硬い場合やグレードが悪い場合は孵化できない場合があるので、胚移植前に人工的に透明帯を薄くしたり破ることで孵化を助ける方法です。一般的なのは酸で透明帯を溶かしていく方法ですが、最近ではレーザーによる方法が普及してきているようです。 |
| アンドロゲン |
男性ホルモン |
| インポテンツ |
男性の勃起および射精の不能。 |
エストロゲン
(E) |
卵胞ホルモン参照 |
| 黄体 |
排卵後の卵胞から形成される、黄色い内分泌組織。プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促し、着床のために必要な子宮内膜を厚くするサインを出す。 |
黄体化未破裂卵胞
(LUF) |
18〜20ミリ程度になった卵胞が破れて中の卵子が飛び出すことが排卵だが、破裂せずにそのまま黄体化してしまうことを言う。 |
| 黄体機能不全 |
プロゲステロンの刺激が不十分、または、子宮内膜がプロゲステロンの刺激に反応できないために子宮内膜が厚くならず、胚の着床を妨げたり、早期流産を引き起こす場合がある。 |
黄体化ホルモン
(LH) |
性腺を刺激する下垂体ホルモン。男性の場合は精子形成やテストステロンの生産に不可欠であり、女性の場合は、エストロゲンの生産に不可欠なホルモン。エストロゲンがピークに達すると、卵胞から卵子を放出するLHサージが形成される。 |
黄体ホルモン
(プロゲステロン) |
排卵後、卵巣に残った卵胞は黄体となり、そこから分泌されるホルモン。胎盤からも分泌される。受精卵の着床を受け入れる準備のために子宮内膜を厚くする指令を出す。 |
| オルガスムス |
性的絶頂に伴う精神的、肉体的快感。男性の場合はオルガスムスが射精を引き起こす。 |
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| か行 |
| カウフマン療法 |
生理がまともに来ない、無月経状態が続いている、不正出血が続いているなどの場合に、行われる治療方法。生理後にエストロゲン剤を約1週間投与し、その後エストロゲンとプロゲストーゲン剤を10〜14日間投与して、正常な排卵周期と同じようなホルモン環境を作る。 |
| 下垂体 |
脳の視床下部の下にあり、全身の主なホルモン生産器官を制御している。 |
| カンジダ症 |
性感染症の一種。不快感とかゆみを伴い、妊娠の妨げとなる可能性もある。 |
| 環境ホルモン |
人間がつくり出した、生物に悪影響を与えると思われる化学物質の総称。生物が取り込むと女性ホルモンと同じような作用を起こして生殖機能などに異常をきたす危険がある。 |
基礎体温
(BBT) |
体が運動していないときの基本的な体温。本来は就寝中に測るのが一番正しいのですが、朝起きてすぐ、行動する前に測ります。基礎体温をグラフにした表から排卵時期の予想が可能になります。 |
| 基礎体温/単相性 |
通常は高温期と低温期の二相性になるのですが、生理周期を通して比較的一定な体温を示す無排卵時の基礎体温パターン。 |
| 奇形精子症 |
正常形態の精子が30%未満である場合 |
| 機能性不妊 |
一般不妊検査を行っても原因がわからない状態。不妊症の原因には解明されていないことも多く、そのため多くの患者が機能性不妊と称される。 |
| 逆行性射精 |
陰茎の開口部から精液が出ず、膀胱側に精子が向かってしまう男性不妊の原因のひとつ。 |
クロミフェン
クロミッド(商品名) |
排卵誘発剤の一種。エストロゲンの分泌を抑制し、FSHの分泌を促して排卵を促進し、軽い排卵障害の場合に使われる。副作用として頸管粘液や子宮内膜の状態が悪くなることも稀にあります。 |
| 頸管粘液 |
子宮頸部の開口部を防ぐ粘り気のある液体。排卵期には精子が子宮内に入りやすくなるように活発に分泌されます。 |
| 経口避妊薬(ピル) |
排卵および妊娠を防ぐための薬。子宮内膜症の症状や進行をコントロールするためにも使用される。副作用があり、約3%が利用停止後も無月経になっている。 |
| 顕微受精 |
採取した卵子と精子を顕微鏡下で受精させ、受精卵(胚)を子宮に戻す方法。卵細胞質内精子注入法(ICSI)もその一種。 |
| 抗精子抗体 |
精子を攻撃して殺してしまう抗体のこと。これが体の中にあると、精子を排除しようとするため、子宮内で活動することができない。 |
| 高プロラクチン血症 |
下垂体がプロラクチンを過剰に分泌している状態。LHとFSHの生産が抑制され卵巣の働きを抑えてしまう。 |
| 抗リン脂質抗体 |
この抗体が存在すると、血液凝固が促進され血栓形成が起こりやすくなるので、子宮胎盤循環不全などになり不育症や流産の原因となる。 |
骨盤内感染症
(PID) |
クラミジアや一般細菌による骨盤内の炎症。卵管の狭窄や閉鎖、卵管水腫、付属器周囲の癒着が起きることもある。 |
| ゴナドトロピン |
性腺刺激ホルモン参照 |
ゴナドトロピン放出ホルモン
(GnRH) |
下垂体から放出されるFSHおよびLHの分泌を促すホルモン。 |
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| さ行 |
採卵
(OPU) |
卵子を卵巣から採り出すこと。 |
| 子宮外妊娠 |
子宮害での妊娠のこと。妊娠はめったに維持されず、付近の部位に損傷を起こす危険があり、発見が遅れると命にかかわる場合もある。 |
| 子宮奇形 |
生まれつき子宮の形状が異常である状態。妊娠を妨げる場合もあり、ときには手術が必要なことも。 |
| 子宮頸部 |
子宮と膣の間の開口部。 |
| 子宮内避妊具 |
子宮の中に取り付ける避妊のための装置でリングともいう。IUDの使用は、卵管をいためる感染症の発生率を高める可能性がある。 |
| 子宮内膜 |
もともとは薄い膜だが、エストロゲンとプロゲステロンの刺激に反応して、厚くなったり流失(生理)したりを繰り返す。その組織は、着床した胚を養うための構造をなしている。 |
| 子宮内膜症 |
卵巣や腹腔内の他の器官に子宮内膜の組織が飛び火して増殖と剥離を繰り返す状態で、生理とともに増殖した組織が内出血を起こす。月経痛、性交痛を伴うことが多い。 |
子宮卵管造影法
(HSG) |
子宮口側より子宮内・卵管内に造影剤を注入し、X線により体内の様子を撮影する。子宮の形状や卵管の閉塞、水腫の有無などが明らかになる。 |
| シダ状結晶 |
排卵近い時期の頸管粘液は、レンズを通してみるとシダ状の結晶として確認できる。きれいなシダ状の結晶が確認できれば、精子が通過できやすい状態で、排卵が近いと予想できる。 |
| 視床下部 |
内分泌制御の中枢をつかさどる脳の一部分で、下垂体上部に密接している。性腺を刺激するGnRHとLHの下垂体からの分泌を促す。 |
| 女性ホルモン |
主に卵巣から分泌されるホルモンで、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類がある。 |
人工授精
(IUI) |
精液または濃縮した精子を、膣や子宮の中に注入し、自然受精をさせること。 |
| スイムアップ法 |
培養液の下に精液を静かに置いて、時間の経過とともに培養液中に浮遊してくる運動良好な精子を集める方法。 |
| スプレキュア |
子宮内膜症の治療に用いられる薬の一つ。 |
性感染症
(STD) |
クラミジア、トリコモナスといった性行為によって感染する病気。 |
精子尾部膨化試験
(HOST) |
精液検査の一種で、精子を浸透圧の低い液に漬けて精子尾部の膨化の形成により膜機能を見る重要な精子機能検査。この機能が低いと受精能力に問題あり。 |
精液過少症
乏精液症 |
精子の数が2000万匹未満のこと。受胎障害の原因となるほど精子が少ない場合を指す。 |
| 精索静脈瘤 |
陰嚢から血液を運び去る静脈が膨張して瘤ができ、陰嚢野温度が上昇することによって精子形成障害を引き起こす。男性不妊の原因のひとつ。 |
| 精子無力症 |
精子の運動性(直進運動性)が低い状態のこと。 |
精巣上体精子採取法
(MESA) |
精液から精子が取り出せないときに用いられ、精巣上体から直接精子を採取して顕微授精する方法。 |
精巣精子採取法
(TESE) |
精液から精子が取り出せないときに用いられ、精子になる前の丸い精子細胞を用いて卵子に注入する方法。 |
性腺刺激ホルモン
(ゴナドトロピン) |
生殖機能をコントロールするホルモン。卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)がある。 |
| 切迫流産 |
妊娠初期から痛みや出血が起こり、流産へと進行する危険性がある状態。安静が必要。 |
| セロフェン |
排卵誘発剤の一種。クロミフェンの商品名。 |
| 前立腺 |
男性の生殖機構における腺組織で、膣内に入った後20分から1時間の間、精液の凝固を液化する成分を生産する。 |
| 早漏 |
男性が性的興奮に達するのが早く、ほとんどの場合女性の膣に挿入するよりも前に射精してしまう状態。 |
続発性不妊
(2人目不妊) |
1度は妊娠に出産したことのある夫婦が、次の子供を妊娠できなかったり、妊娠を維持するのが難しい状態。 |
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| た行 |
体外受精
(IVF) |
採取した卵子と精子を体外の培養液の中で受精させること。 |
体外受精・胚移植
(IVF-ET) |
採取した卵子と精子を体外の培養液の中で受精させ、受精卵の分割を確認してから子宮へ戻す方法。 |
タイミング指導
タイミング法 |
排卵日を予測して性交渉を行うためのタイミングを指導する方法。主に不妊治療初期の段階で行われる一般治療。 |
| 胎盤 |
妊娠の際、子宮内にできる円盤状の組織の塊。胎児とへその緒で結ばれる。 |
| 多胎妊娠 |
排卵誘発剤の投与の副作用から、双子以上の胎児を妊娠してしまうこと。4つ子以上の場合には、母子ともに負担が大きいので注意が必要。 |
| ターナー症候群 |
女性不妊をきたす疾患の中で、最も一般的な遺伝による障害といわれ、妊娠は可能なものの流産率が高く、生まれたとしても無排卵などの障害が起こる。 |
ダナゾール
ボンゾール |
子宮内膜症の治療に用いられる薬。LHとFSHの分泌を抑え、無月経の状態を引き起こす。副作用として、油性肌、にきび、体重増加、声の低音化などがある。 |
多嚢胞性卵巣症候群
(PCOS) |
無排卵の女性にみられる疾患で、卵巣内の卵胞が少ししか育たず、排卵がなかなか起きません。アンドロゲンの過剰な生産と卵巣内にできた嚢胞が原因。自覚症状はほとんどありませんが、過剰な体重の増加や、にきび、多毛などが起こる場合があります。 |
| 着床 |
子宮内膜の組織内に胚が取り込まれた状態。子宮外で起きた場合は子宮外妊娠となる。 |
| チョコレート嚢胞 |
卵巣内に古い血液がたまった嚢胞ができた状態。子宮内膜が卵巣に飛び火したことが原因で起きる。卵巣は大きく膨らんで不妊の原因となるばかりか、ひどくなると手術で卵巣を摘出しなければならなくなる。 |
| 通気検査 |
膣から注入した管に炭酸ガスを注入し、卵管の通気性を調べる検査。検査後は、軽い癒着であればはがれるため治療効果もある。同じように水を注入する、通水検査もある。 |
| 停留睾丸 |
腹腔内等に精巣が止まり、腹腔外へ降りてこない状態。6歳ごろまでに治らないと手術で治さなければ生殖能力に異常をきたし、不妊の原因となる。 |
| テストステロン |
第二次性徴や性欲の維持を担う男性ホルモン。精子の形成にも不可欠。 |
| デュファストン |
プロゲステロン薬。黄体機能不全や無月経などに効果がある。 |
| テルロン |
高プロラクチン血症の際に使用される、プロラクチンの分泌を抑える働きのある薬。 |
| 凍結胚移植 |
凍結しておいた胚を子宮に戻す方法。 |
| 透明帯 |
卵子の表面を覆う透明の膜。 |
透明帯貫通法
(PZD) |
顕微授精の方法のひとつ。卵子の透明帯に穴をあけ、精子が進入しやすくする方法。 |
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| な行 |
| ナサニール |
子宮内膜症の治療薬のひとつ。鼻に噴射して使用する点鼻薬タイプ。 |
| 尿中LH検査 |
尿の中のLHを測り、排卵日を推測する検査。排卵検査薬もこの原理。 |
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| は行 |
| 胚 |
精子と受精し、分割がはじまった受精卵のこと。 |
胚移植
(ET) |
胚を子宮に戻すこと。 |
配偶者間人工授精法
(AIH) |
夫の精子による人工授精。 |
配偶子卵管移植法
(GIFT) |
採取した卵子と精子を卵管内に注入して受精を促す方法。受精は体内(卵管内)で行われる。人工授精と体外受精の中間のような方法。 |
| 排卵 |
卵巣内で成熟した卵胞が卵子として放出される現象のこと。 |
胚卵管内移植法
(ZIFT) |
対外で受精させた卵子を翌日腹腔鏡を使用して卵管内に移植する方法。 |
| 排卵誘発 |
排卵を起こさせるために行われる医学的行為。 |
| 排卵誘発剤 |
排卵誘発に使用される薬の総称。 |
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
(hCG) |
排卵を促すホルモンでLHと同じ作用がある。排卵誘発や黄体機能に対して注射する。また、妊娠すると胎盤から分泌され、血中、尿中に移行する。妊娠検査では、このhCGを検出する方法がとられる。 |
ヒト閉経期性腺刺激ホルモン
(hMG) |
排卵刺激作用がある排卵誘発剤。閉経後の女性の尿から採取したFSHとLHホルモンの合剤。 |
非配偶者間人工授精法
(AID) |
夫以外の精子による人工授精。新鮮なドナーの精液または凍結サンプルを女性の子宮頸部付近に注入し、受精を待つ方法。 |
フーナーテスト
(PCT) |
女性の頸管粘液と男性の精液の適合性を判定するために行われるテスト。排卵期に性交し、精子が頸管内で運動しているかどうかを調べる。 |
| 腹腔鏡検査 |
腹腔鏡という遠隔鏡を腹壁を貫通させ、子宮や卵巣、卵管など調べる検査。 |
| 不正出血 |
生理周期半ばの出血。 |
| プレドニン |
副腎皮質ホルモンの一種。クロミッドと併用される場合があります。 |
プロゲステロン
(P) |
黄体ホルモン参照 |
プロラクチン
(PRL) |
出産後の授乳期に増加するはずのホルモンだが、出産していないのに増加する場合には高プロラクチン血症となり、不妊の原因となる。 |
| 補助孵化法 |
アシステッドハッチング参照 |
勃起不全
(ED) |
勃起しないため、射精できない男性不妊の原因。 |
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| ま行 |
| マスターベーション |
射精を起こすために手によって陰茎を刺激する。不妊治療の場合では、精液検査や人工授精などで精液を採取するために行う。 |
| 無精子症 |
睾丸が精子を生産できないか生殖管の閉塞により、精液に精子がいない状態のこと。 |
| 無排卵性月経 |
排卵障害の一種で、月経のような出血はあっても排卵がない状態。 |
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| ら行 |
卵細胞質内精子注入法
(ICSI) |
顕微授精の方法のひとつ。顕微鏡下で卵子に細い針を刺し、精子を1匹だけ注入し受精させる。精子数が少ない場合や運動率が悪い精子ばかりでも受精、妊娠が可能。 |
| 卵子 |
女性の遺伝的情報を含む生殖細胞。女性の配偶子。一定周期に、成熟した卵子が卵巣から放出される。 |
| 卵巣 |
子宮の両側に小指ほどの大きさで一対あり、多数の卵胞を有している。 |
卵巣過剰刺激症候群
(OHSS) |
hMGとhCGを併用した場合に起こりやすく、卵巣が過剰に刺激を受け、卵巣腫大や腹水貯留等がおきる。重度の場合は生命に危険が生じる場合もある。 |
| 卵胞 |
液体に満たされた卵巣内の嚢。 |
卵胞刺激ホルモン
(FSH) |
精子形成と卵巣発育を刺激するホルモン。排卵誘発のために注射される場合がある。 |
卵胞ホルモン
(エストロゲン) |
女性の性ホルモンの一種。子宮内膜を厚くしたり頸管粘液の分泌を促すために欠かせないホルモン。妊娠中には特に多く分泌される。 |
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